坐骨神経痛を完治・根治させるブログ(ゴッドハンド巡礼の旅)

坐骨神経痛の完治・根治に向けて、ゴッドハンドを巡礼しつつ、様々な治療法を試しています。

坐骨神経痛の治療5(東京都板橋のゴッドハンド、エス東京オフィス)

板橋にあるエス東京オフィス。
入口がたまらなく良い。
普通の状態ならば、絶対にこんな扉を開けることはない。
ただ、坐骨神経痛で悩んでいると、この扉を開けたくなる衝動を抑えきれなくなるのだから不思議だ。

しかも駅徒歩1分以内の好立地。
神の手を持つ先生は駅前にいないと勝手に決め込んでいた。仙人が人里離れた神聖な山奥に住んでいるように、ゴッドハンドはへんぴなところに潜んでいると思い込んでいた。

だか、板橋の駅前にいたのだ。
ゴッドハンドも埼京線で揉みくちゃにされながらここに通勤してるのだとすれば、非常に親近感が湧いてくるものだ。

ここには、松葉杖ついて来た人が、松葉杖なしで歩けるようになったという逸話もある。
病院で杖の忘れ物がたくさんあるが、そういうことではない。これはうっかりではない。神の手、ゴッドハンドによるものだ。

いいじゃないか。
とてもいいじゃないか。

ググってみると、嘘のように良くなったというブログがいくつもヒットする。嘘でないことを祈る。

ここには3、4回行った。
初めてここに行ったときには、近藤勇の墓で心を落ち着けてから、勇気を出して扉を開けた。恐らく何人もの方が同じ行動を取ったことだろう。

値段はあまり覚えていないが、高くはなかった印象だが、テレビで取り上げられたこともあってなのか、他の方のブログ情報が正しいとするならば、値上げされたようだ。値上げ後はまあまあ高い。

治療時間は5分もない。事前に悪いところを全て伝えておかないといけない。治療中にここも悪いんですよね〜などとと言ってももう手遅れだ。
治療はすぐに終わってしまうので、全ての情報を治療前に伝える必要があるのだ。

実際の治療はというと、うつ伏せで治療されるため、何をされているのかよくわからない。

カチカチとリズミカルな音がし、背中をトントンと触られる。

揉まれたり、押されたりというようなことはされた記憶がない。

ボンゴでも叩いてるんじゃないかくらいの感じだ。

でも、ボンゴとは全く違う謎のクリック音が響く。マウスでも持って、クリックしているのだろうか。

謎だらけの治療院なのだが、治る人はその場で効果があるようだ。東京では有名なゴッドハンドの1人で即効性のある口コミは多い。

わたくしは効果を実感できなかったが、試す価値は多いにある。


坐骨神経痛の治療4(群馬県高崎市のゴッドハンド、桑原治療院)

マッサージ、整体、鍼と色々試したものの、坐骨神経痛は一向に良くならない。

適当に揉んだり、押したりしてもダメなんだと悟る。
坐骨神経痛の治療には、やはり、腕がいるんだと。
ある意味、当たり前のことに徐々に気づきはじめる。
効果のある薬を使うわけではなく、腕一本、手一本でやっているのだから当然だ。

ググってみると、ビビっとくる治療家がいた。
群馬、高崎のお助け爺さん。桑原治療院。
何のひねりもない異名がいい。

今は三代目がやっているようだが、わたしが行った頃は二代目が切り盛りしている頃。恐らく、二代目のときに、受付をやられてた方が三代目になられたのだろう。

二代目は先代がやっている治療を見よう見まねでやってみたらできたという逸話もある。センスの片鱗を感じることのできるいいエピソードだ。
いいじゃないか。
とてもいいじゃないか。

ぎっくり腰で、家族に支えられて来た人が、治療後にピンピンして自力で歩いて帰ってったという伝説もある。

こういう腕のある人でなければ、坐骨神経痛は治せない。

事前のリサーチでは治療はほんの数分、料金は三千円強くらいだっただろうか。

定時で仕事を終わらせ、というか、仕事が終わったことにして、新幹線に乗り、高崎へ。
高崎駅に着いてから、タクシーで治療院へ。

普通の民家に入り、待合室で待つ。そのには、力士の断髪式の写真が複数。髪を切っているのは同じ爺さん。
怪我の多い力士のお助けもやっているようで、断髪式にまで招待されているのだろう。
あのでかい力士の治療をやっていて、抜群の信頼を得ているはずだ。そうでなければ引退の時に、爺さんを招くわけがない。じゃなければ、髪が何本あっても足りない。
否が応でも期待が膨らむ。


先客の治療が終わり、お助け爺さんにご対面。
足を伸ばして床に座らされ、爺さんが足の指を軽く触る、うつ伏せになって、腰のあたりを引っ掻かれる。また、座らされて、足の指を触られ、治療が終了。

しかし、なにもおこらなかった!


治療には合う合わないがある。
そのアプローチが効く人、効かない人がいる。

わたしには合わなかっただけだろう。
お相撲さんよりも重症なのだろうか。

治療代だけならば安いのだか、新幹線往復、タクシー往復まで考えるとトータルでは結構かさんでしまう。

お近くの方ならば、一度は試して頂きたい。


坐骨神経痛の治療3(東京都目黒のペインクリニック)

西洋医学に絶望したとはいえ、やはりお薬の力は侮れない。

調べると、ブロック注射がペインクリニックで受けられるという。


最初はブロック注射なんてただの対症療法で、完治、根治させるものではないと思っていた。

ところが、そうではないのだという。

一冊本を読んだところ、根治、完治が期待できる治療法なのだとか。

そのメカニズムは簡単にいうとこうだ。
麻酔、ステロイドで痛みを鎮める。
痛みが緩和され、筋肉の緊張が取れる。
血行が良くなり、治癒力が高まるのだとか。

麻酔の効き目は2、3時間だが、ブロック注射の効果は数日から数週間、人によっては4〜5回の注射で完治するという。

実際に、ブロック注射で腰痛を克服したという人がわたくしの周りに何名かいた。

西洋医学に絶望していただけに、期待が高まる。

気になるのは注射の痛みだろう。
結論から言うとそんなに痛くはない。

まず、痛み止めを打つ。これが少し痛いくらい。そのあと刺す注射は痛み止めがなければ激痛なのだろうが、痛みはそれほどない。実際は5センチほど差し込んでいるようで、はっきりいってそんなに深く刺すことなんてのは知らない方が良い。

注射が終わると、30〜60分ベッドで安静にし、足元がふらつかなければそのまま帰る。

注射には確かな技術がいるようで、医師選びが重要らしい。注射する場所で効果が大きく異なるからだ。
たまに、診察するのはペインクリニックの先生だが、注射するのは麻酔科の先生ってケースがある。この場合、麻酔科の先生の技術力も必要になることになる。

わたくしは3度注射をやった。最初は2週間痛みから解放された。2回目は1週間痛みから解放。3度目はほぼ効かなかった。
効果が出ているときは痛みを感じないが、注射の効果がなかったら相当痛いんだろうなぁという嫌な感覚がずっとあった。
わたしの場合、効果が低減したので、治療を断念したが、少しでも痛みから解放されるのは非常に助かる。

西洋医学に絶望している方も是非試して頂きたい。


坐骨神経痛の治療2(東京都目黒の鍼マッサージ)

最初にお世話になったのは、目黒マッサージ中国鍼灸院。

友人に坐骨神経痛で悩んでいると相談したところ、その彼は腰痛持ちでこちらの鍼灸院にかよっているとのことだった。

右も左もわからない坐骨神経痛初心者としては、口コミにはすがってみる。

よい口コミがないところは、技術がない。そうやって消去法でやっていかなければ、キリがない。

誰も入っていくところを見たことない治療院がいくつもある。しかも、潰れない。七不思議のひとつだ。

そんなことはどうでもいいとして、こちらのいいところは、鍼もやってくれて、マッサージもやってくれて、リーズナブルなところ。もっといえば、カッピング、お灸もやってくれる。鍼に電気を流してピクピクさせてくれる。この電気が個人的には好きだった。
しかも、それらを確か5000円くらいでみっちりやってくれる。
鍼をやってくれて、マッサージをしっかりしてくれるところは少ない。たいていはそのどちらかだけだろう。それをセットで良心的な価格でしっかりやってくれるところは本当に貴重だ。

いまだと3000円で1時間のところも増えてきた。ただ、格安マッサージはハズレが多い。全然ツボに入らない。もうすぐそこにツボはあるのに。わざとその手前で押すのやめてないか?って思うくらいに下手な方が多い。ごくまれに上手い方もいらっしゃるが、残念なことに指名できないところもある。

それを考えれば、こちらは技術も確かで鍼も受けられることを考えれば安い。
いつも指名してた方がお休みで、やむなく他の方にお願いしても失敗はなかった。
予約もある程度直前でもなんとかなるのもポイントが高い。
夜も遅くまで空いていて駆け込み寺的に利用していた。

こちらには通算20回くらいは行った。ポイントカードも2枚くらい貯めた気がする。

定期的に行ってたわけではないというのもあるかもしれないが、完治するまでには至らなかった。ただ、数日は気がまぎれるくらいには回復する。

ここ数年行ってなかったら、いつの間にか立川に移転してた。だか、名前には目黒がついたままだ。とても残念だ。ホームページをみると、昔とお客のターゲットを変えた感じがしてしまう。技術、治療法が変わってないことを祈る。

わたくしにとってはすぐにいけるところではないが、お近くなら是非とも試して頂きたい。




望まざる再開、坐骨神経痛の再発

坐骨神経痛を克服してから、2年。
それまで座っている状態で足の付け根の痛みに悩まされることは一切なかった。

ゴールデンウィークに、家で仕事をしていた。ローテーブルにPCを置き、8時間くらいフローリングにあぐらをかいた状態で仕事をした。

やっちまった。
絶対にあぐらはだめだ。

本当に後悔をしている。

次の日からまた坐骨神経痛の前兆であるあの違和感が再発。

でもわたしには伝家の宝刀、スクワットがあります。

ところが、スクワットが全然効かない。

1ヶ月もすると違和感が痛みに変わる。

スクワットが効かない。

座っていられないくらい痛い。


仕事が忙しく、たいした治療もせず、何とか半年ほど耐えに耐えたが、限界に達する。

痛みのストレスから十二指腸潰瘍にもなった。満身創痍だ。

著名な大学病院に駆け込んだ。
診察では、前屈、側屈、後屈をやり。
SLRテストをやり。

異常なし。

レントゲンを撮り、異常なし。
次はMRI

別日に、MRIを撮り、再度大学病院に。

MRIでも異常なし。

異常なほど痛いのに、異常なし。


痛み止めと湿布を頂戴し、診察終了。


腰痛、坐骨神経痛あるあるだ。
医学的には異常なし。

ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待て。


椎間板が出てたり、骨がずれてたりじゃないとどれだけ痛かろうが異常なし。

腰痛、坐骨神経痛の分野では、あまり医学が進歩してないのか。
こんなに、腰痛で悩んでる人が多いのに。


そんな背景から、西洋医学に絶望し、民間療法に傾倒していくことになり、一時はより怪しい治療院を探すことに注力することになる。



坐骨神経痛の治療1(スクワットで治った編)

坐骨神経痛の違和感が痛みに変わって2ヶ月くらいだろうか。
座っていることが苦痛で仕方ない。
耐えていれば、いつか良くなるだろうと信じていた。

一向に良くならない。

半身浴をしてみたり、一駅手前で降りてウォーキングしてみたり、ジョギングしてみたり。
大枚をはたいて近所のマッサージ屋、整骨院にも行ってみた。

やはり一向に良くならない。
どんだけ〜。

でも耐えてても良くはならないから、何かやらなきゃ。
単純な発想ではあるのだが、足の付け根が痛いから、そこを使う運動をしようと思い立ち、片足スクワットをしてみる。

こんな感じ。

もっとも負荷のかかる状態のところで、上下に小刻みにスクワットをして、足の付け根の筋肉を動かす。回数にはこだわらず、痛い箇所をとにかく使って動かす。乳酸が溜まって限界にくるまでやる。それを自分が満足するまでやる。

2日、3日続けてみた。

すると、痛みが嘘のように消えた。


ジョギングでもウォーキングでも少なからず、足の付け根の筋肉を動かしたのに。それでも良くならなかったのに、なぜスクワットで。。。ピンポイントにそこの筋肉を使ったから?

治ってしまえば、その理由なんていうのはどうでも良い。治すことが目的で、治った理由なんていうのは二の次だ。

良かった。スクワットが効いた。坐骨神経痛に悩んでる方、膝を痛めない程度にスクワットやってみてください。軽い症状なら効く可能性がある。

治りにくいと言われている坐骨神経痛を克服した。



ところがヤツとは2年後に再開することとなる。




坐骨神経痛の始まり

社会人になって、2ヶ月。
仕事にも慣れ始めてきた頃、ヤツは忍び寄ってきた。
今思うと、坐骨神経痛なのだが、そのときには座ってる時に足の付け根に何か違和感があるなぁ、くらいの感覚でしかなかった。

この違和感は、デスクワークでずっと座ってるからなのか、腰ポケットに入れてる財布があたってるからなのか?

仕事なので座らない訳にわいかない。

財布は二つ折りで、小銭、ポイントカード、レシートでパンパン。
お札でパンパンでないのが悲しい。
とりあえず、決して見返すことのないコンビニのレシート(あんなの要らない人がほとんどだから、そもそも渡してくるんじゃないよ。特にレシートの上にお釣りを置いてくるな、そのまま財布に入れちゃうじゃないか)、ほぼ貯まることのないポイントカード(無料ですぐ作れますからって薦めてくるんじゃない。貯まった試しがない。貯めたいときに財布に入ってない。)を捨て、薄さを半分くらいに整理。
再び、スリムになった財布を腰ポケットに入れ、一日中、デスクワーク。
ところが、違和感は日に日に強くなってくる。
財布を腰ポケットに入れるのをやめる。
ところがどっこい、違和感は日に日に強くなってくる。

なんでだよ。

それからは、違和感が痛みに変わっていく。

なんでだよ。

決して激痛ではない。座っていると地味に痛い。デスクワークなので、半日以上痛い。これは本当に辛い。

これがヤツとの出会い。
ここから坐骨神経痛との長い長い戦いが始まる。