坐骨神経痛の治療11(謎多き神業、自然形○療法)
人間の持つ自然治癒力を最大限に活用した治療。
この療法で考案された手法は数千。
相撲の決まり手82手ですら、何十年も出ていない技があるなか、数千である。考案した人すら覚えてないやつが千くらいあるのではなかろうか。
この療法は即効性、根本原因解消、再発防止の三拍子揃った療法。民間療法界のイチローだ。いや、これが本当ならばICHIROのほうが世界的で適しているのかもしれない。
この療法が有効なのは腰痛だけに限らない。
ジャンパー膝、野球肘、半月板損傷とアスリート系の悩みから、五十肩、捻挫と馴染みのあるもの、オスグッド、シンスプリントと個人的には聞き馴染みのないものまでカバレッジが広い。
なるほど、広範な対象ゆえに数千もの手法が開発されたのかと納得ができる。
この治療では押す、叩く、揉むといことはやらないとホームページに書いてある。
では、どういう理論で施術を行うのか。このインターネット社会においても具体的な内容を書いているサイトは見つけられなかった。
物理的施術法として治癒理論から検査確認、施術法まで科学的に構築されたもの。これ以上の情報は得られない。
スクールも開校されているのだが、そこのホームページを調べてもよくわからない。
創始者の方の動画はたくさん残っているが、見たところでよくわからない。
謎の多い治療法だ。スクールに通う以外にこれ以上情報を得ることはできそうにない。
わたくしはこの療法の整体院に行ったことがある。希望を捨てず4回通った。軽く押される、揉まれるくらいはあったが、基本はゆらゆら揺らされる程度だったと思う。とにかく駅から遠かったのはよく覚えている。
最後に、自分でできる治療法も伝授された。
自分でもだいぶ坐骨神経痛をこじらせてるなと思う。
このくらいの怪しさでは物足りないくらいだ。