坐骨神経痛を完治・根治させるブログ(ゴッドハンド巡礼の旅)

坐骨神経痛の完治・根治に向けて、ゴッドハンドを巡礼しつつ、様々な治療法を試しています。

坐骨神経痛の治療8(マッケンジー体操)

奇跡の体操と言われているマッケンジー体操。
ニュージーランド理学療法士ロビンマッケンジーさんが考案した腰痛体操。

従来、腰痛を患った場合に腰を反らすことはタブーとされていたそうだが、腰を反らす体勢で数分いたところ、腰痛が和らいだという。

マッケンジーさんの患者は診察台にうつ伏せになると診察台に傾斜がつけられ、くの字になる。
ある患者にうつ伏せで待っているように伝えたところ、前の患者が使ったままの状態で、すでに傾斜がついていた。そこに何を思ったか、うつ伏せの指示を間違えて仰向けに寝て、背を反った状態でしばらく待っていたというのだ。
ところが、この患者の腰痛は改善されたのだという。

そこから生まれたのがこのマッケンジー体操。国際的にもその効果が認められているのだとか。

この天然ボケのおかげで救われた腰痛患者が何万人といるのだろう。

この体操はいたってシンプル。腰を反らす。基本的には腰を反らすだけ。それもあってたびたびテレビで特集されているのを見かける。

腰が痛くなると、反らせたくない、もしくは反らせると痛む。でも逆に痛くない範囲で反らす。これがいいのだそうだ。ただ、この体操が適している方、適していない方も整理がなされていて、前屈した際に痛みが再現され、後屈の場合には痛みの出ない方に効くのだとか。

日常生活において、腰に負担の多い前かがみの体勢になりがち。気づいていないだけで背中が丸まっている方は多い。反る方向への可動域を回復させて正しい(負担の少ない)姿勢にしていくという理論のようだ。
後ろに飛び出て神経を圧迫している椎間板を後屈で元の位置に戻すという風に説明しているものもある。

体操のパターンもシンプル。反らす角度を小さい角度から大きい角度に変える。

とてもシンプル。シンプル イズ ベストとはこの体操のためにある。

シンプルなのでゴロゴロしているときにでもできる。

ゴロゴロしながら、スマホをいじるときには、ポスチャー(姿勢)をマッケンジー体操にしてスマホをいじるようにしている。
肘は痛くなるが、坐骨神経痛の痛みに比べれば何のことはない。

とにかく、思い立ったらやってみる。それができるくらい気軽な体操だ。

こんなんで治るわけないだろうくらいの軽いノリで試して頂きたい。
予想通り、わたくしはこんなんでは治らなかったが。