坐骨神経痛を完治・根治させるブログ(ゴッドハンド巡礼の旅)

坐骨神経痛の完治・根治に向けて、ゴッドハンドを巡礼しつつ、様々な治療法を試しています。

坐骨神経痛の治療10(リーズナブルなテクニシャン整体、墨田区の大和田筋整復院)

墨田区押上にある大和田筋整復院。

施術のテクニックとして、JRC療法(Joint mobility Restore Correction)、関節可動回復矯正法を使っているところ。

柔道整復師の田代富夫さんが開発したテクニックで、関節の可動域を少し広げる(関節包内運動を改善させる)ことで、自身の持つ治癒力を再始動させるというアプローチ。

坐骨神経痛をこじらせてしまうと、ただ、揉んでます、押してますでは全く効く気がしない。こういった理論に基づくテクニックを受けたくなる衝動を抑えきれなくなる。

名前からしてもいかにも効きそうだ。

骨の矯正ではなく、可動域の回復を目的としているため、カイロのようにボキボキやるのではなく、非常に優しい力(触ってるくらい)で施術をするのが特徴。

博田節夫医師によって開発されたAKA博田法(Arthrokinematic Approach(関節運動学的アプローチ))との違いはよくわからない。こちらも関節包内運動を改善させるもの。

施術する場所も仙腸関節がメインのようで、よく似ている。JRCでやるのは仙腸関節だけじゃないよって意見もあると思うが。

素人目には似たもの(同じ?)としか思えない。
体得した方からすれば全然異なるものなのかもしれないが、JRCは整体師が、AKAは医者がやるくらいの違いしかないように思える。
保険が効かないぶんAKAはやや高いところも多いという印象すらある。

施術後の効果も可動域に変化が出るという点でも非常に似ている。

実際は、こちらで施術を行うと、動かしにくかった動きが滑らかになり、非常に体が軽くなる印象を受ける。
変化を感じられるのだ。

わたくし自身AKAを受けたことはないが、テレビでAKAを使って施術をするのを見たことがある。
仰向けの状態で膝を伸ばしたまま足をあげると低い位置までしか上がらない、もしくはある位置から上がりが悪くなる。しかし、AKAを施した後に同じ動作を行うとすっと上がるようになるのだ。

そして、施術された患者は必ずこう言う。
「軽く触れられてる程度で、全然痛くない」と。

王子のゴッドハンド酒井慎太郎先生も、AKA博田法、JCRという言葉は使わないものの、仙腸関節の関節包内矯正を行う。

すべての道はローマに通じる、そういうことか。

また、こちらはJRCだけでなく、PNFも取り入れている。ホームページを見ても説明がよくわからないが、PNFストレッチで検索してみたほうがわかりやすい。
JRC同様に可動域を広げるアプローチだ。

最後に、懐かしのスパイラルテープを貼ってもらって終了。

当日ふらっと行って診てもらえ、王子のゴッドハンド的な治療を受けられ、さらに治療費がリーズナブルなのはポイントが高い。



坐骨神経痛の隙間産業

坐骨神経痛が再発してから、色々調べているのだが、ストレスが溜まって良くない。

リサーチをしていて、イライラするのには3つ理由がある。

まず、嘘くさい情報があまりに多い。
嘘くさいと書いたがきっと99.9%は嘘だ。そうでなければ、わたくしは坐骨神経痛でこんなに苦しんだりはしないはずだ。
運動、ストレッチなど自分でできる系も試しているが、一向に良くならないし、多くの治療院が数々の治療実績を掲げ、自信満々のホームページを作成しているが、わたくしの坐骨神経痛は治せない。とても軽い症状に限っては治せるということだろうが、それはほぼ自然治癒だ。

今の医学ですらほとんどの腰痛は治せなないのに、そこらへんの治療院が揉んだり、押したりして治せるはずがない。
本当に腕のいい治療院を探すのは非常に骨が折れる。


次に、良い治療院を単品で扱ってる情報はあるが、複数扱っている情報が少ない。
試してみたいと思う治療院を探し出すのにはかなりのリサーチが必要だが、それを複数探そうとするととてつもない労力がかかる。
自称ゴッドハンドはITリテラシーが高く、本物の情報は彼らに埋れてしまっている。


最後に、治療院に行った直後の口コミは多いが、効果の持続性に言及した情報が少ない。
すごーい、一発で治ったぁーという、口コミを見かける。症状が軽いから一発で治ったのかよくわからない場合がある。
仮に一発で治ったとしても、その効果が1週間も持続しないのか、1、2ヶ月持続するのか、それとももっと持続するのかがわからない。経過観察まで含められた情報は限られている。


このブログではこういった情報と情報の隙間を埋めるような情報提供を心がけている。


とてもこじれた坐骨神経痛のためトータル何件の治療院を訪れたか定かではないが、50は下らないはずだ。自分の行った治療院の中から厳選した治療院を正直な感想とともに紹介している。相性があるため、わたくしには効果がなかったところでも紹介をしている。独断にはなるが、完全に怪しいところも怪しさ満点のトーンで紹介している。こういうところにはものは試しで行ってみるのもいいが、極力ひっかからないで頂きたい。
その日は良かったけど次の日からはもうダメ、即効性はあまりないがジワジワ効いてくるという治療もある。治療を受けてから1ヶ月以上は熟成させたもののみ投稿している。

皆様の痛みがなくなる一助になれば、これ以上嬉しいことはない。


坐骨神経痛の治療9(トリガーポイントマッサージ)

痛みの原因となっているところと痛みがでているところは必ずしも一致しない。そういうアプローチがトリガーポイント。
色んなサイトを見てみると小難しく説明されていて、素人にはわかりづらいのだが、わたくしはそのように解釈している。

座ると足の付け根が痛い。
痛いところを揉んでも叩いても伸ばしても良くならない。
それは原因が足の付け根にあるわけではないから。
あくまで原因と関連する部分で弱いところに痛みが出でいる、わたくしの場合は足の付け根。
そう考えれば、痛い部分を揉んでも伸ばしても良くなるわけではないというのは納得できる。

なかなか治らないという方は、このアプローチを試す価値があるだろう。

トリガーポイントのよいのは、自分で試せるところだ。

セラケインというトリガーポイント用のグッズやテニスボールなどがあれば試せる。

また、このアプローチは腰痛、坐骨神経痛だけでなく、肩こり、膝痛など体の様々な痛みのトリガーポイントが体系的に整理されている。
痛いところとトリガーポイントがとんでもなく離れていることもある。

トリガーポイントをテニスボールなどでゴリゴリやって症状が再現されれば、そこが原因となっているところの可能性ある。
トリガーポイントらしきところはいくつかあることも多いようで、ゴリゴリを何日か続けていけば次第にほぐれてくるポイント、まだ硬くほぐれてきっていないポイントに分かれてくる。痛みが残っているなら、コリがしつこいところが本物のトリガーポイントとなる。

もちろん、痛いところがトリガーポイントの場合もある。その場合は非常にわかりやすい。そこのコリをほぐせばよい。

どこが本当のトリガーポイントなのか、痛みの残り具合を見極めながら、取捨選択をしていき、本当のトリガーポイントを探っていく。簡単に言えば、消去法的に原因を探っていくということになるだろう。

この方法はある程度即効性もある。技術のあるマッサージ師のなかにはこのアプローチを使っている方も多いようだ。
また、施術を繰り返すなかで、効果的な方法として、結果的にトリガーポイントと同じようなアプローチに至っている方もいるようだ。

技術がいると思うので自分でやってうまくいくとは限らないが、試す価値は大いにある。仮に自分でうまくいかなかったとしても、プロの技術を試してみて頂きたい。


坐骨神経痛の治療8(マッケンジー体操)

奇跡の体操と言われているマッケンジー体操。
ニュージーランド理学療法士ロビンマッケンジーさんが考案した腰痛体操。

従来、腰痛を患った場合に腰を反らすことはタブーとされていたそうだが、腰を反らす体勢で数分いたところ、腰痛が和らいだという。

マッケンジーさんの患者は診察台にうつ伏せになると診察台に傾斜がつけられ、くの字になる。
ある患者にうつ伏せで待っているように伝えたところ、前の患者が使ったままの状態で、すでに傾斜がついていた。そこに何を思ったか、うつ伏せの指示を間違えて仰向けに寝て、背を反った状態でしばらく待っていたというのだ。
ところが、この患者の腰痛は改善されたのだという。

そこから生まれたのがこのマッケンジー体操。国際的にもその効果が認められているのだとか。

この天然ボケのおかげで救われた腰痛患者が何万人といるのだろう。

この体操はいたってシンプル。腰を反らす。基本的には腰を反らすだけ。それもあってたびたびテレビで特集されているのを見かける。

腰が痛くなると、反らせたくない、もしくは反らせると痛む。でも逆に痛くない範囲で反らす。これがいいのだそうだ。ただ、この体操が適している方、適していない方も整理がなされていて、前屈した際に痛みが再現され、後屈の場合には痛みの出ない方に効くのだとか。

日常生活において、腰に負担の多い前かがみの体勢になりがち。気づいていないだけで背中が丸まっている方は多い。反る方向への可動域を回復させて正しい(負担の少ない)姿勢にしていくという理論のようだ。
後ろに飛び出て神経を圧迫している椎間板を後屈で元の位置に戻すという風に説明しているものもある。

体操のパターンもシンプル。反らす角度を小さい角度から大きい角度に変える。

とてもシンプル。シンプル イズ ベストとはこの体操のためにある。

シンプルなのでゴロゴロしているときにでもできる。

ゴロゴロしながら、スマホをいじるときには、ポスチャー(姿勢)をマッケンジー体操にしてスマホをいじるようにしている。
肘は痛くなるが、坐骨神経痛の痛みに比べれば何のことはない。

とにかく、思い立ったらやってみる。それができるくらい気軽な体操だ。

こんなんで治るわけないだろうくらいの軽いノリで試して頂きたい。
予想通り、わたくしはこんなんでは治らなかったが。



坐骨神経痛の治療7(埼玉県川口市蕨のゴッドハンド整体、川口しば整骨院)

川口市蕨にある川口しば整骨院
わたくしが通ってた頃はさいとう整骨院

こちらは体の歪みやコリをその場ですぐに取ってくれる。しかも優しい力で。とても即効性があり、変化を体感できる。

脳免疫療法なる独自のアプローチ。
簡単にいえば、チャクラから気のエネルギーを注入し、筋肉を活性化させる療法。

こういっては申し訳ないが、チャクラだけでも怪しさが出ているにもかかわらず、そこに気を注入するとなると怪しさが溢れ出てくる。
素人には非常に理解しがたい理論だが、この技術を体得するわけではないので、必ずしもこの理論を理解する必要はない。体験すればその凄さがすぐにわかる。

左右の足の長さを確認。ズレがあれば、その場で優しい力で治療してくれます。治療後に再度足の長さを確認。ズレがなくなったことをその場で確認できる。変化を体感できる治療院はそれほど多くない。

コリもちょっと触っただけでほぐれる。

不思議としかいいようがない。目の前でマジックを見せられているような感覚。
これぞ、まさにゴッドハンド。神の手です。

即効性があり、変化も確認できる。わたくしの場合、効果も感じられ、実際に痛みは軽減した。歪みは1週間もすると元に戻るため、週一ペースで2、3ヶ月は通う必要があるものの、是非みなさんにも試して頂き、効果を体感して頂きたい。

ゴッドハンドのお店に行こうとすると、予約待ちがすごいことがある。王子の方には、院長の予約は十数年先まで埋まっていて、その後の予約を受け付けていないなんていう話も聞く。これは極端な例だが、数年前にこちらに行った際には当日に予約が取れた。しかもゴッドハンド本人に見て頂けた。

腰痛、坐骨神経痛持ちからすると、頼むからすぐに診てという、基本的に待ったなしのことがほとんどであろう。

そんなときに、さくっと診ていただけるのは、本当に神だ。身近な神ほど助かることはない。

今は、わたくしが通っていた頃とは屋号が違っているが、今はさいとう先生のお弟子さんとおぼしき方が経営されているようだ。大変残念なことに若いのにもかかわらず他界されたと伺った。

当時も何名かスタッフの方がいたが、技術はどの方もすばらしく、先生の技術がきちんと伝承されていると感じた。

ゴッドハンドの技術は秘密主義すぎるのか、特殊な職人技すぎるのか、なかなか継承されず、されたとしても一子相伝のことが多いのではなかろうか。

素晴らしい技術は生き続ける。


ヤフー知恵袋で相談している人は果たして治ったのか?

ネットで坐骨神経痛のことを調べていると、ヤフー知恵袋などで同じような症状に悩んでいる方が散見される。

たいていの方が、医者に行けとのアドバイスを受けている。(このアドバイスは決して間違いではないが、さほど意味がない。確かに素人が推測だけでどうこういうのは危険だが、質問をした人はきっと医者に行け以外のアドバイスを必要としているに違いない。)

医者に行ったが湿布を渡されて終わった。でも痛い、どうしたらいいか?との質問にも、でかい病院に行けとのアドバイスを受けている。(これも間違いのアドバイスではないが、でかい病院に行け以外のアドバイスを必要としているに違いない。)
マッサージで治った、鍼で治った、ストレッチで治ったなどのアドバイスもあるが、どこの治療院なのかなどの重要な情報は開示されない場合も多い。

なかには同じ症状に悩むもの同士がどういう治療をやってるとか、こういうのがいいと聞いたとかの会話のような内容になってるものもあるが、途中で会話が途切れ、良くなったのかが不明なものが多い。

結局、何が治療として有効なのかは判然としない。あの方々は今頃どうしているのだろうか。ヘルニアならば白血球がヘルニアを食べてくれて完治していることを祈る。

良くなったのだとしたら、その方法を是非教えて欲しい。みんなでその価値ある情報を共有できないものだろうか。

ネットで検索すれば山ほど治療院の情報が出てくるが、決め手に欠ける。サイトを見ただけでは腕はわからない。

検索しても、SEO対策を施しているであろう治療院ばかりヒットして、口コミがあまり出てこない。検索の仕方が悪いのだろうか。

わたくしの場合、治療院の自己評価はほぼ参考にしない。治療の評価は患者がするものだ。
こういう自己評価の高いところは、来なくなったお客は治ったと解釈している節がある。
そう思わないとやってけないのだろうか。

わたくし自身、何十もの治療院に行ったが、何件に治ったと思われているのだろうか。


坐骨神経痛の治療6(横浜市綱島のゴッドハンド、周気堂治療室)

横浜市綱島にある周気堂治療室。ここはリンクをはっている神の手シリーズの書籍で知ったところ。

とにかく、ゴッドハンド感がハンパない。

まず、オーリングテスト。

助手が体のあちこちを触る。そのタイミングで院長がオーリングテストを繰り返す。体の悪い箇所でオーリングテストをやると、オーの形を取ってる指が引っ張っても離れなくなるらしい。(もしかしたら、逆に指が離れるのかもしれない。どっちかは忘れた。)

では、体の悪い箇所がわかったら、どうやって治療をするかというと気鍼だ。読んで字のごとく、気の鍼。気を針のように磨ぎすまし、悪い場所に刺す。

ここはこれだけでは終わらない。
それならただのゴッドハンドだ。
ここは、ゴッドハンド オブ ゴッドハンズなのだ。
遠方で来れない人もいるだろう。
こちらはそんな難題をも解決するのだ。
気鍼は目の前にいなくても刺せる。
電話越しでも刺してくれるらしいのだ。
ICBM大陸間弾道ミサイル)のようだ。
(おい、オーリングテストはいらないのかっていうツッコミは野暮ですよ。)

もっといえば、ここは腰痛、坐骨神経痛だけに限らず、難病の治療も得意としている。

実際に、2度行ってみた。
待合室に何十人も待っている。
見るからに顔色の悪い方もたくさん待っている。

順番がくると、事前情報のとおり、問診の後、オーリングテストが小気味よく実施される。何千、何万回とこのテストをやってきたのだろう。助手と院長の息はぴったりだ。
テストの間、謎の合言葉が飛び交い、院長と助手は一体になる。

もうそこには他者の介入する余地はないくらいに洗練されきっている。

無駄などは一切ない。何万回もの間にそんなものは削ぎ落とされたのであろう。

中谷堂の高速餅つきのようだ。

その後、気鍼が注入される。

凡人のわたくしには注入は感じられないが、確かにそれは刺しこまれた。

その後、台にうつ伏せになり、頭の後ろに本物の鍼が刺される。
ほんもんの鍼も刺すんかい!

効果があっても、気鍼の効果か、ほんもんの鍼かわからないが、その場合は気鍼に違いない。

それで、治療終了。

わたくしの場合、著しい効果は感じられなかったが、お悩みのある方には一度試して頂きたいところだ。

そうでなければ、待合室にあんなに人は待っていない。

行列はきっとこれまでの実績の証だ。